2020.2.27

五輪で活躍?生き物集合

忍野・富士湧水の里水族館 国名、競技ちなみ水生22種

さまざまな生き物が並ぶ特別展=忍野・県立富士湧水の里水族館

さまざまな生き物が並ぶ特別展=忍野・県立富士湧水の里水族館

 忍野村忍草の県立富士湧水の里水族館は、東京五輪・パラリンピックの開催に合わせ、国や競技にちなんだ名前の水生生物を紹介する特別展「いろんな国大集合! アクアリウムスポーツフェスティバル」を開いている。

 は虫類や魚類など22種類を水槽で展示。国や地域の名前にちなんだ「ニッポンバラタナゴ」「タイワンドジョウ」「コロンビアレッドフィンテトラ」「ニューギニアスリーパー」などを生き物の習性とともに解説している。

 2階では、生き物の特技と競技を関連付けて紹介。餌となる昆虫などに口から水を飛ばして捕食する「ゼブラアーチャーフィッシュ」はアーチェリー、「闘魚」と称されるほど闘争心が強い「ベタ」は格闘技、ジャンプでの移動が得意な「アフリカンマッドスキッパー」は走り幅跳びに結び付けている。

 水族館の担当者は「東京五輪を機に、生物の生態にも興味を持ってもらえるように工夫した」と話している。

 4月6日まで。開館は午前9時~午後6時。火曜休館。問い合わせは県立富士湧水の里水族館、電話0555(20)5135。

(2020年2月25日付 山梨日日新聞掲載)

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