2020.3.09

北麓キャンセル2万3000人

宿泊施設、2市町が支援へ

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、富士吉田市と富士河口湖町の宿泊施設で、3月末分までを含め計2万3239人のキャンセルがあったことが6日までの両市町のまとめで分かった。2市町は支援に乗り出す。

 富士河口湖町では、河口湖温泉旅館協同組合が所属する26の宿泊施設に対し、2、3月のキャンセル状況などを確認するアンケートを実施。22施設が6日までに回答し、キャンセルは1万7350人に上った。

 町は町内で宿泊する観光客を対象に、1泊当たり最大5千円の旅行代金を割り引く制度を設ける方針を固めた。宿泊施設などの事業者を対象に、借入金保証料の半額を負担するなどの補助にも乗り出す考えを示している。

 富士吉田市は1月27日~3月末のキャンセル数を2月28日時点でまとめ、5889人だった。市の調査に市内の6ホテルが回答した。宿泊のキャンセルで、食品や土産物などを納入する業者なども影響を受けていることから、市は低金利の融資制度を整備する方針を決めた。

 市は6日、市議会3月定例会に、市小口資金融資制度に新たに特別運転資金の枠を設ける改正案を提出。可決されれば4月から融資の受付を始める。

(2020年3月7日付 山梨日日新聞掲載)

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