2020.4.02

利便性向上へ新決済アプリ、富士急

38施設で導入

 富士急グループは運営する遊園地やホテルなど38施設に、みずほ銀行(東京)が運用するスマートフォン決済サービス「J-Coin Pay(ジェイ・コイン・ペイ)」を導入した。これまで中国のIT大手企業が運営する決済サービスは導入していたが、国内資本のアプリ導入は初めて。国内観光客の利便性向上を図る。

 利用できるのは富士北麓エリアを中心に静岡、神奈川両県を含む38施設。富士急ハイランドやハイランドリゾートホテル&スパのほか、ロープウエーや遊覧船、富士急行線や富士急山梨ハイヤーのタクシーにも対応する。3月20日から運用を始めた。

 富士急グループは2018年から、中国人観光客の増加を受け、「WeChat Pay(ウィーチャット・ペイ)」を38施設に導入。日本国内でもキャッシュレス決済が広がっていることを踏まえ、サービス向上や業務の効率化に向けて「J-Coin Pay」の導入を決めた。

 利用するには専用アプリをダウンロードし、預金口座を登録。口座振替契約などを済ませると、口座からのチャージが可能となる。チャージ限度額は1日50万円(初期限度額は3万円)。「J-Coin Pay」と連携している金融機関の口座を持っていることが条件で、県内では山梨中央銀行が連携している。

 富士急グループは「富士北麓エリアのキャッシュレス化や地域経済の活性化を推進していく」としている。

(2020年3月31日付 山梨日日新聞掲載)

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