2020.4.04
富士吉田市役所の壁画刷新へ
市制70周年を記念
富士吉田市は、市役所庁舎壁面に描かれている絵のデザインを変更する。現在は世界文化遺産登録を記念した富士山を描いているが、市制施行70周年を記念してリニューアルする。10月のお披露目を目指している。
現在の壁画は縦約9メートル、横約15メートル。2013年、富士山の世界文化遺産登録を祝い制作した。雪化粧した富士山の姿と「おもてな市富士吉田」の文言が書かれている。
新たな壁画は、テキスタイルデザイナーで、メーカーや自治体のデザイン企画なども手掛けている鈴木マサルさん(東京造形大教授)が担当する。
鈴木さんは07年から、郡内地域の織物業者に商品の展示方法などをアドバイス。09年からは東京造形大の学生らでつくる「フジヤマテキスタイルプロジェクト」の監修も務めるなど、同市に縁があることから依頼した。
市はデザイン決定後に制作をスタート。10月に市内で開く「ハタオリマチフェスティバル」に合わせて披露したい考え。
(2020年4月2日付 山梨日日新聞掲載)
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