2020.4.14

宇宙桜2世すくすく

三ツ峠の公園、新たに2本植樹

 西桂町下暮地の三ツ峠さくら公園で、宇宙に保管した種から育った「宇宙桜」の2世がすくすく成長している。町が2018年に植えた最初の苗木から、今年3月下旬に初の開花を確認。4月11日には、新たに2本の苗木を植えた。

 町産業振興課によると、宇宙桜は、08年11月から約8カ月間、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」で保管された山高神代桜(北杜市武川町山高)の種子が育った桜。西桂町の苗木はいずれも宇宙桜の種から育った2世で、普及活動に取り組む一般社団法人「ワンアース」(茨城県)から贈られた。町は最初の1本を「三ツ峠きぼうの桜」として同公園に植樹。今年3月21日に初めて開花を確認した。

 令和改元を記念し、町は4月11日に「きぼうの桜植樹祭」を開催。小林千尋町長が「10年後、20年後には立派に花が咲くことを祈っている」とあいさつし、2本を「三ツ峠きぼうの桜」として関係者らと植樹した。西桂小の5、6年生が将来の自分に向けて書いたメッセージ入りの山高神代桜の枝をタイムカプセルに入れ、2本の苗木の近くに埋めた。タイムカプセルは成人式の日に掘り起こすという。

 町は、桜を観光資源として生かそうと、同園に岐阜県本巣市の「淡墨桜」や福島県三春町の「三春滝桜」など全国の有名な桜を植えている。

(2020年4月12日付 山梨日日新聞掲載)

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