2020.4.14

キャンプ場休業相次ぐ、県内

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、山梨県内でキャンプ場が相次いで休業に踏み切っている。東京など都市部で感染が広がり始めた3月には、人混みを避けようと東京周辺から訪れる利用客で活況だった。だが、緊急事態宣言などを踏まえ、経営者は「感染リスクを排除しきれない」と安全面を優先した。

 本栖湖畔の「浩庵キャンプ場」(身延町中ノ倉)は緊急事態宣言を受けて9日から営業休止に入った。最近は東京周辺の利用者を中心に平日は約10組、週末は約50組が来場。家族連れの利用者が多かったといい、担当者は「屋外なら大丈夫と思われていたのでは」と分析する。休止の理由について「トイレや炊事場など共有スペースでの接触は、十分想定される。苦渋の決断だが、仕方ない」と話した。

 富士河口湖町西湖の津原キャンプ場は、3月末から営業を休止。3月の3連休には前年の大型連休と並ぶ利用者数があったといい、管理人の男性は「受け入れる側が遮断しないと、いつ感染者が出てもおかしくないと考えた」と話す。

 同所の「湖畔キャンプ場」は来週以降の営業を当面の間、見合わせることを決めた。

(2020年4月12日付 山梨日日新聞掲載)

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