2020.4.27

GW中の来県控えて

長崎知事、行列対策も求める

 長崎幸太郎知事は24日の記者会見で、大型連休中の新型コロナウイルスの感染防止対策を強化するため、県外在住者に対して不要不急の来県自粛を要請した。観光物販店には行列を作らないための工夫など対策の徹底を求めた。県は緊急事態措置の一部を変更し、要請内容を盛り込んだ。

 県外在住者には日帰りや宿泊を問わず、観光やレジャーでの来県、不要不急の帰省をしないよう要請。やむを得ず来県し、滞在する間は食料品の買い出しなど生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛するよう求めた。長崎知事は会見で「ゴールデンウイーク期間には、さらに多くの観光客が訪れることが想定される」と述べ、警戒感を示した。

 県は具体的な取り組みとして、旅行関係団体に県外在住者に対して来県自粛を呼び掛けるよう協力を求めるほか、県の観光情報サイトやSNS(会員制交流サイト)でも周知を図る。市町村や事業者らには観光客が利用する駐車場などの閉鎖も要請している。

 緊急事態措置の「適切な感染防止対策の徹底を要請する施設」には新たに温泉施設、ゴルフ場、観光物販店を追加。スーパーなどには対面接客時の店員と客の距離の確保、屋外運動施設の屋内部分の使用停止、観光物販店に行列を作らないための工夫を施すよう求めた。

 緊急事態措置の一部変更は24日、県庁で開かれた県の関係総合対策本部会議で決めた。

 一方、長崎知事、県市長会長の堀内富久都留市長、県町村会長の佐野和広南部町長らが同日、テレビ会議を開き、「苦渋の決断 今はまだ山梨に来ないで宣言」を採択。県外在住者への観光・レジャー目的での来県自粛などを求めている。

(2020年4月25日付 山梨日日新聞掲載)

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