2020.4.27

富士スバルライン、29日から閉鎖

県、補修や調査理由に

 山梨県は24日、富士山有料道路(富士スバルライン)を29日から5月10日まで通行止めにすると発表した。道路の破損箇所を補修するほか、雪崩や落石の発生状況を調査する。地元首長からは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大型連休中は富士スバルラインを閉鎖するよう求める声が出ていた。

 県道路整備課によると、雪解け後のパトロールで路面にひび割れが見つかり、路面の修復と併せて側溝の補修工事も実施する。このほか雪崩や落石の発生状況を調査する。現在は1合目まで通行できるが、29日から5月10日までは料金所手前の胎内洞窟入口交差点から5合目までが通行止めとなる。

 富士スバルラインは例年、ゴールデンウイーク(GW)前に5合目まで全線開通している。ただ、長崎幸太郎知事と富士北麓7市町村長による23日のテレビ会議では、地元首長から新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大型連休中の閉鎖を求める意見が出ていた。

 長崎知事は24日の記者会見で「スバルラインでは落石などの防災対策として調査を実施する必要があった。もともと予定していた」と説明し、今回の通行止めと感染拡大防止策との関連を否定。「感染症対策として道路を閉鎖できるよう、関係法令で規定されるといい」とも述べ、現行法令では感染症対策として県管理道路を閉鎖するのは不可能との認識を示した。

(2020年4月25日付 山梨日日新聞掲載)

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