2020.5.15
富士山に「農鳥」?
富士山7~8合目の山肌に現れた残雪の雪形が鳥のように見え、地元住民の間で「農鳥」が出現したと話題になっている。
農鳥は富士北麓地域の春の風物詩で、田植えなどの農作業を始める時期の目安とされる。今年は11日朝から鳥のような形が見えるようになった。11、12の両日は富士北麓地域も暖かい日が続き、徐々に鳥の輪郭が整ってきた。
毎年農鳥の出現を発表している富士吉田市は「くちばしや羽の部分がはっきりとした輪郭になっていない」(担当者)として、農鳥として認定していない。近く出現を発表する見通しという。
(2020年5月13日付 山梨日日新聞掲載)
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