2020.5.18

日常へ手探りの日々

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が山梨など39県で解除されてから一夜明けた15日、各地で日常を取り戻そうとする動きが本格化した。道の駅など観光施設の一部再開を決めた自治体では、観光客の急激な増加を防ぐため対象を限定する。関係者からは「宣言は解除されても油断はできない」との声が上がり、手探りの日々が続く。

 道志村は15日、「道の駅どうし」の営業を18日から再開することを決めた。ただ平日営業のみで、営業時間も短縮する予定。村の担当者は「隣接する神奈川から人を呼び込んでしまう恐れもあり、営業を限定せざるを得ない」とジレンマを口にする。

 富士吉田市は「道の駅富士吉田」の営業を16日から一部で再開するが、担当者は「あくまで市民のための営業再開だ」と強調。市は富士山を望める新倉山浅間公園も平日限定で開放することも決めた。ただ、撮影スポットとして人気の展望デッキは感染予防のため、立ち入り禁止を継続する。このほか山中湖畔沿いの駐車場を封鎖していた山中湖村も15日に一部を開放した。

(2020年5月16日付 山梨日日新聞掲載)

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