2020.6.01

「混み合わない山 模索を」

甲府で関係者が意見交換会

新型コロナウイルスと登山について意見を交換する山岳関係者=甲府市内

新型コロナウイルスと登山について意見を交換する山岳関係者=甲府市内

 山梨県内の山岳関係者による、新型コロナウイルスと登山などアウトドア活動をテーマにした意見交換会が28日、甲府市徳行4丁目のアウトドアショップエルクで開かれ、感染拡大防止と自然の魅力に触れる活動の両立などを模索した。

 エルクの柳沢仁社長が呼び掛けて開催。都内からオンラインで参加した登山家の野口健さん、富士山吉田口8合目の山小屋「太子館」の井上義景さん、トレイルランイベントの主催などを手がける医師の福田六花さんら約20人が参加した。

 野口さんは「日帰りで、混み合わない山を楽しんでほしい」と提案。井上さんは「どんなリスクがどこにあるのかを洗い出せば、今後の方向性が見えてくる」と投げ掛けた。福田さんは感染予防に向けて「シンプルなガイドラインをつくり、周知を徹底することが必要」と訴えた。

 意見交換後、取材に応じた柳沢社長は「何とか山に戻りたいという思いは同じ。準備をしてリスクを減らした上で前向きに動き出したい」と話した。

(2020年5月30日付 山梨日日新聞掲載)

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