2020.6.08
ロードバイク、選手らが指導
レンタル開始、山中湖
一般社団法人「山中湖サイクリングチーム」(野間耕二代表)は6日から、自転車ロードレースチーム「山中湖シクリスムフォーマション」の拠点施設「山中湖サイクルベース」で、ロードバイクのレンタル事業を始める。能力測定に基づく練習方法のアドバイスなども行い、東京五輪の自転車競技会場となる村で普及に力を入れる。
レンタルするのはロードバイク5台。月、火曜日は、サイクリスト向けの能力測定テストも受け付ける。上り坂と下り坂のどちらが得意かなど、長所や短所の分析が可能。測定結果に基づき、山中湖シクリスムフォーマションの選手らが練習方法についてアドバイスを行うメニューもある。自転車の修理やメンテナンスにも対応する。
事業を行う「山中湖サイクルベース」は4月に今季の営業を始める予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期。緊急事態宣言の解除を受けて6月6日に営業を再開する。
山中湖サイクリングチーム広報担当の望月文人さんは「初心者に自転車競技の楽しさを伝えていくとともに、サイクリストにより良い環境を提供していきたい」と話している。
ロードバイクの貸し出しは現地で受け付け、1時間2千円から。能力測定は8千円からで、予約はメールでのみ受け付けている。メールアドレスはcontact@yamanakakocyclingteam.fr
(2020年6月6日付 山梨日日新聞掲載)
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