2020.6.26

予防と接客、両立手探り

 富士河口湖町の河口湖で遊覧船を運航する「富士五湖汽船」のスタッフは、新型コロナウイルス対策として、屋外で行う乗客案内でもフェースシールドとマスクを着けている。

 顔が覆われて笑顔が客に伝わりにくく、声がくぐもるデメリットも。船長の中村友紀さん(38)は「感染予防と接客の両立は手探り。表情が見えない分は明るくはっきりした声掛けで補っている」と話す。

 都内から訪れ乗船した会社員男性(25)は「観光地で予防策が十分にとられていることは安心につながる」と話していた。

(2020年6月24日付 山梨日日新聞掲載)

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