2020.6.27

宿泊施設を避難所に

富士河口湖町と観光連盟が協定

 富士河口湖町は22日、町観光連盟と、災害時に避難所として宿泊施設を使用する協定を結んだ。新型コロナウイルス感染を防ぐため、従来の避難所の密集を避けることが狙い。

 協定によると、連盟は町から避難所提供の要請があった場合、関係宿泊施設に空室状況を確認。町は空き室があった宿泊施設を避難所に指定し、町民や観光客の避難を受け入れる。受け入れ時の宿泊料金は連盟と協議して決め、町が全額負担する。協定の適用期間は、新型コロナウイルスの収束が宣言されるまで。

 町地域防災課によると、町内では現在、公民館や体育館など31カ所を避難所に指定。感染防止のため、災害時には避難所内に家族ごとのテントや仕切りを設けるが、受け入れ人数が制限されるため、新しい受け入れ施設の確保が課題だった。連盟加盟の宿泊施設は約300に上り、今回の協定で、最大約6千人の受け入れが可能になるという。

 町役場で協定書に調印した連盟の山下茂代表理事は「安心、安全に観光ができる町であることをPRしていきたい」と話した。一方、渡辺喜久男町長は「これから台風シーズンを迎えるが、感染を防ぎながら防災を強化していきたい」と述べた。

(2020年6月25日付 山梨日日新聞掲載)

広告
月別
年別