2020.6.29

山小屋に30万円支給、富士吉田市

 富士吉田市は26日、富士山の吉田口登山道沿いにある山小屋16軒にそれぞれ30万円を支給することを決めた。山小屋は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、夏山シーズンの休業を決めており、市は防犯対策や来夏に向けた感染予防策などに役立ててもらう考え。

 市富士山課によると、市が山小屋の加盟する富士山吉田口旅館組合(中村修組合長)に対し営業自粛を要請したことや、休業している山小屋は国などが行う観光キャンペーンに参加できないことを踏まえた。山小屋からの申請を受けて支給する。

 休業している5合目の山小屋で現金が盗まれる被害があったことから、市は支給金を防犯対策に使ってもらうことを想定。来年の夏山シーズンの営業に向け、「3密」を避けるための施設整備などの感染予防対策にも活用できるという。

 市富士山課担当者は「営業資金など自由に活用してほしい」と話している。

 市は26日、6月定例市議会の本会議に富士山安全対策・環境保全推進事業費として、480万円を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案を提出、可決された。

(2020年6月27日付 山梨日日新聞掲載)

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