2020.7.06
関東の道の駅、踏破めざせ
178ヵ所スタンプラリー
関東地域の道の駅178駅を対象にした「関東『道の駅』スタンプラリー2020」が始まり、県内21の道の駅でも「スタンプブック」を配布している。新型コロナウイルスの影響で誘客に苦慮している道の駅関係者は、集客に期待を寄せている。
ラリーは関東道の駅連絡会(東京都)が管内の道の駅の周遊を楽しんでもらう目的で実施。今年は新型コロナウイルスの影響を受け、開催を予定より2カ月ほど遅らせ、6月19日から開始した。
スタンプブックはA5判、211ページで、各道の駅の所在地や施設内容、おすすめ商品や施設の見どころを紹介。周遊する最初の道の駅で参加費400円で手に入る。来年3月28日までに周遊して同連絡会に応募すると、スタンプ数に応じてギフト券の抽選に参加できる。「完走」すると認定証や記念のステッカーも受け取れる。
県内の道の駅のうち、都留市大原の「道の駅つる」は6月1日に通常営業を再開。個人観光客を中心に少しずつ客足が戻り始めたが、例年見られる観光バスはいまだに止まらず、来場者数は前年同時期に比べて3割ほど減っているという。直売所リーダーの小林由美さん(55)は「新鮮な夏野菜がそろっている季節なので、ぜひスタンプを押しに道の駅に来てもらいたい」と呼び掛けている。
(2020年7月4日付 山梨日日新聞掲載)
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