2020.7.13
富士スバルラインでマイカー規制
5合目来訪者制限
富士山有料道路(富士スバルライン)のマイカー規制が11日、スタートする。期間は昨年と同じ9月10日まで。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、富士登山ができない異例のシーズン。県は5合目の来訪者を制限し、シャトルバスの運行会社も感染予防に取り組む。
県などによると、期間中はバスやタクシー、許可を受けた車両を除き、一般車両は通行できない。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)は規制の対象外だが、ドライバーは富士吉田市上吉田の富士山パーキング(県立富士北麓駐車場)で確認証の交付を受ける必要がある。
新型コロナの感染予防のため、5合目の来訪者は750人までとし、料金所入り口で車の入場台数を制限する。具体的にはバスが35台、タクシーや電気自動車が15台ほどで、台数が上限に達している間は5合目に向かうことはできない。
シャトルバスを運行する富士急バス(富士河口湖町)は感染防止のため、運行前後に手すりやつり革などをアルコールで除菌する。乗客にはマスク着用や車内に準備した手指用のアルコール消毒液の使用を呼び掛ける。
スバルラインの通行時間は午前7時~午後5時(下りは午後6時)で、シャトルバスは1時間の間隔で運行する。
(2020年7月11日付 山梨日日新聞掲載)
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