2020.7.14

ブルーベリーのスイーツいかが

村特産移動販売でPR 鳴沢、脱サラ男性応援隊に

村特産のブルーベリーを使ったスムージーを作る村田龍介さん=富士河口湖町小立

村特産のブルーベリーを使ったスムージーを作る村田龍介さん=富士河口湖町小立

 鳴沢村の農業関係者らでつくる「なるさわブルーベリー応援隊」の村田龍介さん(30)は、村産ブルーベリーを使ったパイやスムージーをキッチンカーで移動販売している。3月まで商社で働いていたが、仕事を辞めて村に移住。富士北麓地域を中心にPR活動に専念する毎日で、村田さんは「村特産のブルーベリーの知名度を上げたい」と話している。

 「鳴沢のブルーベリーを使ったパイやスムージーはいかがですか」。富士河口湖・フォレストモール富士河口湖の駐車場にキッチンカーを止め、通行人に声を掛ける村田さん。注文を受けると、大粒のブルーベリーと豆乳をミキサーに手際よく入れてスムージーを完成させた。

 村田さんと村産ブルーベリーの出合いは2017年。勤務していた商社の仕事を通じて渡辺亨隊長と出会い、応援隊が製造するパイ「あまずっパイ」を試食。「ブルーベリーは酸っぱくて苦手だが、村のブルーベリーは甘みと酸味が強くておいしい。これまでのイメージが大きく変わった」と驚いたという。多くの人に食べてもらいたいとの思いで仕事を通じて販路開拓を請け負うとともに、入隊してブルーベリーを使った商品開発にも参加するようになった。

 応援隊での取り組みに専念し、県内外で村のブルーベリーをPRしたいと今年3月に退職。村に移住して「富士ベリー」を立ち上げた。4月からは村内外で移動販売を行っている。

 新型コロナウイルスの感染拡大の状況をみながら、東京などでの販売も検討したいという村田さん。「販売ルートが確立できれば、農家の支援や後継者不足の解消につながる。まずは村のブルーベリーを多くの人に知ってもらいたい」と話している。

(2020年7月12日付 山梨日日新聞掲載)

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