2020.7.16
森林ツアー初企画、南都留組合
年齢に応じコース
都留市法能の南都留森林組合は、参加する年齢層に応じて散策コースを変え、メールで事前に開催日時を決める市内の森林散策ツアーを初企画した。担当者は「参加希望者に沿ったツアーを開催し、都留市の自然を満喫してもらいたい」と話している。
新型コロナウイルスの影響で気軽に外出する機会が減る中、自然豊かな市内の森に足を運んでもらい、心と体をリフレッシュしてもらおうと初めて企画した。
ツアーで選べるのは、同市大野の山林コースと、同市大幡の自然体験施設「宝の山ふれあいの里」周辺のコースの2種類。山林コースは主に作業道を歩きより自然の姿が体験でき、自然体験施設周辺コースは遊歩道が整備され子どもでも歩きやすいという。
7月中旬~10月下旬に実施予定で、参加費は無料。同居している家族での参加を条件とし、希望者は事前に組合担当者とメールでツアーの開催日時を決める。当日は鳥の鳴き声に似た音が出せるバードコールの製作体験があるほか、担当者が木々の間伐など森林組合の活動を紹介する。
参加者の感想を参考に、散策コースを増やすことも検討する。担当者は「実際に足を運んでみないと分からないことが森にはたくさんある。ぜひ五感を活用して都留市の森の魅力を知ってほしい」と話している。
(2020年7月14日付 山梨日日新聞掲載)
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