2020.7.18

郡内織物、渋谷に出店

富士吉田・ハタオリマチフェス実行委 28日から2ヵ月「広く発信」

 富士吉田市の地場産業である織物をPRする「ハタオリマチフェスティバル」の実行委員会は28日から、東京・渋谷の公園や商業施設などを組み合わせた複合施設「MIYASHITA PARK」に出店する。都内の一等地で約2カ月間にわたり、郡内織物を販売したり産地の取り組みを紹介するのは初めての試みで、市は「郡内織物や富士吉田を広く発信する機会になる」と期待している。

 市などによると、複合施設は宮下公園をリニューアルし、商業施設やホテルを組み合わせている。世界的なファッションブランドや雑貨店、飲食店、シェアオフィスなど90社が出店する予定で、28日にオープンする。文化の発信や交流拠点として期待されている。

 織物業者や市は、複合施設に店舗を構えるファッションPRを手掛ける企業から、出店を依頼された。郡内織物の高いデザイン性のほか、複数の織物工場を一斉に開放するなど産業を生かしたまちづくりの取り組みが複合施設のコンセプトに合致することなどから、声が掛かったという。

 10~15社が交代で、28日から9月末まで、素材にこだわったストールやバッグ、ネクタイなどを販売。商品はオンラインショップでも取り扱う。オリジナルの生地を使った御朱印帳やブックカバー作りなどの体験教室も開く。織物業の歴史や、市や業者が連携して郡内織物の魅力発信に取り組む様子を紹介する展示も行う。

 市富士山課担当者は「新たな文化の発信拠点に出店することで、郡内織物のクオリティーを広く紹介する機会になると期待している」と話している。

(2020年7月16日付 山梨日日新聞掲載)

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