2020.7.18

離島コテージ高級化

富士急「PICA初島」を新装

 富士急行(富士吉田市新西原5丁目、堀内光一郎社長)は22日、静岡県熱海市の離島・初島で展開する複合リゾート施設「PICA初島」に最高グレードのコテージをオープンする。プライベート空間で食事や入浴を楽しめるのが特徴。新型コロナウイルスの感染拡大で「非接触」の意識が高まる中、安心感をアピールしてニーズを取り込む考えだ。

 オープンするのは「アイランドヴィラ プレミア」で、木造平屋、延べ床面積は45.8平方メートル。リビングやベッド、キッチンを備え、高さ5メートルの天井で広々とした空間を確保した。庭に面した半露天式のバスルームやバーベキューグリル付きのデッキ(28.2平方メートル)も備える。定員は6人で、2棟を整備した。

 PICA初島は熱海港から約30分、東京から2時間程度でアクセスでき、「アイランドヴィラ プレミア」以外に14棟のコテージがある。今年から順次、リニューアルを進めていて、3月にはトレーラー型のコテージ6棟を開設。10月にはバーベキューガーデン「ENAK(エナ)」のオープンを予定している。

 富士急グループは山梨、静岡、神奈川、埼玉の4県で、キャンプ場やコテージを備えた10施設を展開。感染拡大の影響で人との接触を避ける意識が高まっており、キャンプの初心者からの問い合わせが増えているという。

 「アイランドヴィラ プレミア」は今月1日に予約受け付けを始め、既に平日を含めて8月いっぱいまで予約が入っているという。1泊2食付きで大人は1人1万9千円~3万円、4歳~小学6年は1万8千円~2万9千円で、季節によって料金が異なる。

 フロントにパーテーションを設け、プールは利用人数を制限するなど感染対策を強化している。担当者は「海や植物に囲まれた離島ならではのぜいたくを感じることができる。ゆっくりとした時間を安心して楽しんでもらいたい」と話している。

(2020年7月16日付 山梨日日新聞掲載)

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