2020.7.19

ハクチョウの親子仲良く、河口湖

親鳥を追いかけて泳ぐひな=富士河口湖・八木崎公園

親鳥を追いかけて泳ぐひな=富士河口湖・八木崎公園

 河口湖でコブハクチョウのひながかえり、親鳥と過ごす姿が住民らを楽しませている。町によると、河口湖でコブハクチョウのひながかえるのは初めて。

 富士河口湖町農林課や河口湖漁協によると、6月8日に湖畔の八木崎公園でコブハクチョウが確認され、7月上旬に2羽が誕生。公園周辺はコイやフナなどの産卵場所として毎年4~6月を禁漁区域に指定していて、釣り人が立ち入れない水辺に巣を作り、卵を温めていたという。

 コブハクチョウは富士五湖のうち山中湖で生息が確認されているが、「河口湖でひながかえったのは初めて」(町担当者)。河口湖フィールドセンターの荒井正春センター長は「山中湖に生息するコブハクチョウが飛来してきた可能性がある。公園は適度に人がいるため、天敵の猛禽類が近寄りにくい環境が整っていた」と分析している。

 ひなは現在、湖を泳いだり、親鳥を追いかけて歩き回ったりしていて、公園を訪れた人は愛らしい姿を写真に収めようとカメラを向けていた。

 町の担当者は「ストレスで育児放棄をする可能性があるので、遠くから温かくひな鳥の成長を見守ってほしい」と話している。

(2020年7月17日付 山梨日日新聞掲載)

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