2020.7.22

郡内織物の傘並ぶ

富士山駅ビル、布地に伝統技法

郡内織物を展示販売するショップ=富士吉田・富士急行線富士山駅ビル「Q-STA」

郡内織物を展示販売するショップ=富士吉田・富士急行線富士山駅ビル「Q-STA」

 富士吉田市の富士急行線富士山駅の駅ビル「Q-STA(キュースタ)」1階店舗に、郡内織物の伝統技法を使った傘が並んでいる。織物業者のグループ「ヤマナシハタオリトラベル」の取り組みの一環で、担当者は「雨の多い季節。ぜひ手にとってほしい」と話している。

 ハタオリトラベルは、富士吉田市と西桂町の12の郡内織物業者でつくるグループ。キュースタ1階で、販売店「ヤマナシハタオリトラベル MILL SHOP(ミル・ショップ)」を運営し、各社こだわりのネクタイや傘、ストール、ポーチ、クッションなど約500点を展示販売している。

 企画コーナーでは8月3日まで、舟久保織物の「ほぐし織り」と呼ばれる技法を使った傘が並ぶ。絵の具がにじんだ絵画のような奥行きのある色彩が特徴で、さまざまな柄の傘を紹介している。

 店は今年1月、1階のリニューアルに伴い駅ビル南東から北東に移転。広さは約70平方メートルで、従来の1.5倍に広がった。ハタオリトラベルの小林新司代表は「店をきっかけに、それぞれの織物業者にも興味を持ってもらえたら」と話している。不定休。

(2020年7月20日付 山梨日日新聞掲載)

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