2020.8.04

県勢、世界基準体感

 陸上の記録会「北麓スプリント2020」(山梨陸協主催)が1日、富士吉田市の富士北麓公園陸上競技場で行われ、男子100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(日本生命)が出場。追い風1.4メートルを受けたA決勝で今年の国内最速となる10秒04を記録した。決勝では渡辺陵(駿台甲府-東洋大)と土屋拓斗(駿台甲府-駿河台大)、浅利拓(山梨陸協)、長田士(駿台甲府高)の県勢4人が桐生と同組で走り、渡辺が10秒57で県勢トップの5位に入った。記録会は県勢選手と国内トップ選手が同じ大会に出ることで、県内の競技レベル向上につなげようと初めて開催された。男女の100メートルのほか、走り幅跳びと砲丸投げを実施。小学5~6年を対象にした100メートルもあった。

(2020年8月2日付 山梨日日新聞掲載)

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