特産相互購入や文化交流で連携

山中湖、忍野村と小山町

　山中湖村と忍野村、静岡県小山町は、特産品の相互購入や文化交流に関する連携協定を結んだ。山梨、静岡両県が連携して消費を喚起する「バイ・ふじのくに」を受けて企画した。

　隣接する３町村で新たな経済圏をつくろうと、小山町が提案。協定書によると、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けた地域経済を活性化するため交流を強化する。

　同町の道の駅ふじおやまで締結式が行われ、山中湖村の高村文教村長と忍野村の天野多喜雄村長、小山町の池谷晴一町長が協定書に署名した。高村村長は「連携を強化してコロナ禍を乗り切りたい」と述べ、天野村長は「互いの経済発展につなげたい」と話した。

(2020年8月4日付 山梨日日新聞掲載)