2020.8.09

どこでも「観光案内所」

都留市が車両導入、名所巡回 グッズや特産も販売

都留市が導入した移動観光案内車両=都留市役所

都留市が導入した移動観光案内車両=都留市役所

 都留市は、ライトバンを改造した移動型の観光案内車両を導入した。市観光振興公社の職員が運転し、市内の観光スポットである十日市場・夏狩湧水群や田原の滝などで観光客に対応。ほかの観光地を紹介して市内周遊を促すほか、マスコットキャラクター「つるビー」のグッズ販売もする。

 市は昨年、観光施策の指針「つる観光戦略」を策定し、環境省の平成の名水百選に選ばれた湧水群や都留アルプストレッキングコースなどのPRに力を入れることを決めた。田原の滝を訪れた観光客約300人を対象にしたアンケートでは「観光地の近くに案内所がほしい」との要望があり、季節によって観光客が集中する場所が変わることも踏まえて移動型の案内車両を導入した。


 市産業課によると、ライトバンは後部座席部分に窓口となるカウンターを設置。周囲の景観に配慮し、薄黄色を基調にした車体にした。公社の職員1人が観光客に市内の観光スポットや飲食店を紹介する。窓口には観光パンフレットを置くほか、「つるビー」のマグカップやTシャツを販売する。市特産の水掛け菜やわさび漬けなど季節の商品も販売する予定。

 7月28日に導入し、当面は道の駅つるで市外からの観光客に応対する。新型コロナウイルスの感染状況をみながら、田原の滝や夏狩地区の長慶寺を巡回し、現地で観光案内する。

 移動型の観光案内車両は、県内では富士吉田市が2017年度に導入。市産業課の担当者は「都留市には夏狩の太郎・次郎滝や朝日曽雌の雛鶴神社などの見どころがあるが、観光地としてのイメージは強くない。観光案内車両を導入し、訪れた人たちに情報を発信していきたい」と話している。

(2020年8月7日付 山梨日日新聞掲載)

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