2020.8.16

ろうけつ染めで富士の水表現

郡内織物カーテンに模様

カーテン作りの作業を公開した坂本美紗希さん(右)=富士吉田市立図書館

カーテン作りの作業を公開した坂本美紗希さん(右)=富士吉田市立図書館

 富士吉田市繊維産業活性化地域おこし協力隊の坂本美紗希さん(29)は、郡内織物の生地にろうけつ染めで模様を付けたカーテンを作っている。「富士山の水」をテーマにしたデザインで、今月中に完成させ、市立図書館に飾るという。

 ろうけつ染めは溶かしたろうを布地に塗り、ろうの部分には染料が入らないことを生かして模様を描く技法。

 坂本さんは市内の織物業者が作った縦4メートル、横1.4メートルの生地を使用。武蔵野美術大で染織を学んだ経験を生かし、青色の染料で水しぶきや水の流れを表現したカーテン作りに取り組んでいる。6~9日には図書館で公開制作も行い、図書館スタッフらと共同で作業した。

 カーテンは4枚制作し、図書館2階の窓ガラスにかける計画。坂本さんは「来館者に青色のカーテンから涼しさを感じてもらえたら。郡内織物を知るきっかけにもなるといい」と話していた。

(2020年8月14日付 山梨日日新聞掲載)

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