2020.8.29

伝統の火つなぐ

参道を照らすたいまつの炎。右奥は大鳥居=富士吉田・北口本宮冨士浅間神社

参道を照らすたいまつの炎。右奥は大鳥居=富士吉田・北口本宮冨士浅間神社

 伝統の火を途絶えさせない-。新型コロナウイルスの影響で伝統行事「吉田の火祭り」が中止となったことを受け、祭りの神事を行ってきた北口本宮冨士浅間神社(富士吉田市)は26日、例年は国道139号沿いに約90本並んだたいまつを今年は参道内に6本だけ並べ、火をともした。

 吉田の火祭りは400年以上の歴史があり、富士山の夏山シーズンに終わりを告げる人気行事。毎年8月26、27の両日に行われ、多くの観光客でにぎわうが、今年は氏子らが伝統行事の継承のため神事のみを行った。たいまつに火がともると、参道内は幻想的な雰囲気に包まれた。

(2020年8月27日付 山梨日日新聞掲載)

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