2020.9.06

富士山噴火避難、住民と意見交換

吉田高生がワークショップ

 吉田高の2年生6人が地域住民を対象に、富士山噴火を想定した防災ワークショップを開いた。同校が取り組む富士山学の授業の一環。

 住民8人が3班に分かれ、高校生らと高齢者や要介護者など避難困難者への対応や正しい情報を発信する方法などについて話し合い、意見を発表した。最後に生徒たちが市安全対策課で学習した取るべき行動を紹介。「時間帯や曜日によって地域にいる人は異なる。災害時に高齢者などの支援に向かう人をそれぞれのケースで決めておくことが大切」などとした。

 ワークショップは今後も開催するという。

 富士山学ではこのほか、生徒たちが織物や野生動物の交通事故死「ロードキル」などについて学んでいる。

(2020年9月4日付 山梨日日新聞掲載)

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