清水港と静岡空港の利用促進呼び掛け

甲府でセミナー

清水港と富士山静岡空港の利用状況などについて説明したセミナー＝ベルクラシック甲府

　静岡県の清水港と富士山静岡空港の利用促進を呼び掛けるセミナー（清水港ポートセールス実行委主催）が１１日、ベルクラシック甲府で開かれた。山梨、静岡両県の企業や行政関係者ら計約３７０人が参加した。

　静岡県清水港管理局の担当者が２０１９年の輸出入の実績を紹介。来年夏ごろに予定される中部横断自動車道の山梨－静岡間の全線開通に触れ、「アクセスが格段に向上し、より身近な存在になる」と強調した。

　一方、同県空港振興局の担当者は、富士山静岡空港の利用状況や新型コロナウイルスによる欠航などの影響について説明した。国土交通省甲府河川国道事務所の担当者による中部横断道の整備状況の説明もあった。

(2020年9月12日付 山梨日日新聞掲載)