2020.9.22

流鏑馬800年の伝統継承、小室浅間神社

 富士吉田市下吉田3丁目の小室浅間神社(渡辺平一郎宮司)で19日、800年の歴史があるとされる「流鏑馬祭り」(同実行委など主催)が開かれた。射手の矢が的に当たると、訪れた地域住民らからは歓声が上がった。

 武芸の流鏑馬とは異なり、馬が走った後に馬場に残ったひづめの跡で吉凶を判断するのが目的。例大祭の神事として実施し、神職らは13日から身を清める儀式「潔斎」を行い臨んだ。

 この日は射手が3カ所の的を狙って矢を放ちながら、約200メートルの馬場を駆け抜けた。その後、占人がひづめの跡を確認し、争いや火事などの凶事が起こらないかを占った。

 実行委の田村佳益委員長(73)は「新型コロナウイルスの感染が続く中でも、伝統行事を引き継いでいきたい」と話した。

(2020年9月20日付 山梨日日新聞掲載)

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