2020.10.08

北麓キノコ基準値超え

放射性物質検査、9年連続

 山梨県は5日、富士吉田市と鳴沢村で採取された野生キノコから国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る放射性物質を検出したと発表した。基準値を上回るキノコが確認されるのは今シーズン初めてで9年連続。

 県林業振興課によると、9月13~27日、出荷制限されている富士吉田、富士河口湖、鳴沢の3市町村で採取した11品目19点を検査。このうち、富士吉田市で採取したハナイグチ、アミタケ、鳴沢村のショウゲンジ、ハナアミイグチの4品目5点から110~180ベクレルの放射性セシウムを検出した。

 県は出荷制限となっている富士吉田市に隣接する山中湖村で採取されたキノコ1点も検査し、不検出だった。

 富士吉田、鳴沢、富士河口湖の3市町村の野生キノコから基準値を上回る放射性物質が検出され、国は2012年10月に県に出荷制限を指示。安定して基準値を下回ることが確認された場合、国は出荷制限の解除を検討する。

(2020年10月6日付 山梨日日新聞掲載)

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