2020.10.29

富士吉田南スマートIC工事追加

供用開始1年先送り、21年度中に

 富士吉田市と中日本高速道路八王子支社は26日、同市上吉田で整備を進めていた東富士五湖道路富士吉田南スマートインターチェンジ(SIC、仮称)の供用開始が1年遅れる見通しになったと発表した。本年度中の供用開始を目指していたが、道路整備に使う盛り土の変更や、安全確保策として新たな工事を追加したことが要因。2021年度中の供用開始を目指す。

 SICは道の駅富士吉田の約800メートル南東で、東富士五湖道路富士吉田IC-山中湖IC間に設置する。上下線ともに常時乗り降りができるフルインターチェンジで、来年3月末までの供用開始を目指していた。

 中日本高速道路八王子支社によると、19年度から工事を進めていたが、東富士五湖道路と市道を結ぶ道路整備のために用意した10万立方メートルの盛り土の一部が軟弱だったため、別の土を用意する必要が生じた。

 また、工事期間中に設置する高速道路の迂回路について、中央分離帯にワイヤロープを整備する安全対策を講じるため、工事の完了が遅れる見通しとなったという。

 同SIC周辺には道の駅富士吉田や北口本宮冨士浅間神社などもあり、観光客のアクセス向上や交通渋滞の緩和が期待されている。大規模災害時の避難路や救援ルートとしての利用も見込まれている。

 中日本高速道路八王子支社の担当者は「供用開始が遅れるが、安全を第一に考えた結果。ご理解をお願いしたい」と話した。

(2020年10月27日付 山梨日日新聞掲載)

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