2020.11.05

乗り物も“顔パス”導入

 

富士急行、バスとロープウエー

 富士急行は7日から、河口湖周遊バスと「河口湖 富士山パノラマロープウェイ」で、チケットを使わずに顔認証のみで乗車できるシステムを試験導入する。富士急ハイランドのチケット付き宿泊券の購入者を対象に実施し、利便性の向上につなげる。

 同社は2018年7月、富士急ハイランドの入園料無料化に伴って顔認証システムを導入。来園者は入場口で顔写真を登録すると、チケットを提示せずに“顔パス”でアトラクションが利用できる。

 今回は、周遊バスやロープウエーにもシステムを導入。10月27日から旅行予約サイト大手の楽天トラベルで販売している同園のチケット付き宿泊プランの購入者を対象とする。富士急ハイランドか、富士急行線河口湖駅で顔登録を行えば、プランに付いている周遊バスとロープウエーの乗り放題乗車券が顔パスで使用できる。利用期間は11月7日~来年3月末。

 顔認証を行う機械は、バスの乗降口やロープウェー乗り場に設置。試験運用では、揺れるバスの車内でも顔認証システムが正常に作動するかなどを確認する。顔認証データはチケットの有効期限である2日間を経過後に消去する。同社は今後、ホテルや遊覧船などでの導入も視野に入れている。

(2020年11月3日付 山梨日日新聞掲載)

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