2020.11.15
自転車ロード疑似体験
県、五輪コースの動画公開
県は道志、山中湖両村を通過する東京五輪自転車ロードレースの県内コース(52.4キロ)を紹介する動画を制作した。空撮や選手と同じ目線で撮影した仮想現実(VR)動画のほか、専用機器を使うことでコース走行を疑似体験できる映像の3種類を作成。動画は県のホームページで公開している。
選手と同じ目線で撮影した動画は、国道413号の道志村内から山伏トンネルまで、山伏トンネルから籠坂峠まで、三国峠から籠坂峠の3本を制作した。いずれも時間は10分程度。道志渓谷や山中湖の景観などを空から撮影した1分程度の動画も作成。いずれもスマートフォンに取り付けたゴーグルをのぞき、顔を上下左右に動かすと映像を好きな方向に360度見渡すことができる。
自転車愛好家向けの動画も作成。衛星利用測位システム(GPS)の情報から読み取った傾斜により負荷が変わる専用トレーニング機器を使うことで、実際にコースを走っているような体験ができる。
県オリンピック・パラリンピック推進課は「動画を通して自然豊かな県内コースの魅力を知ってもらい、競技を盛り上げたい」としている。
(2020年11月13日付 山梨日日新聞掲載)
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