2020.11.21
白簱史朗さんの著作や評伝展示
26日まで大月市立図書館
昨年11月に亡くなった大月市出身の山岳写真家白簱史朗さんをしのび、大月市立図書館は26日まで白簱さんの関連書籍を集めた特別展を開いている。
白簱さんの写真集やエッセー、撮影のテクニックを書いた著作のほか、白簱さんの生涯を描いた評伝など約20冊を展示=写真。白簱さんが奈良倉山から撮影した富士山の写真も展示している。
白簱さんは1951年に写真家・岡田紅陽に弟子入りし、77年に日本写真協会年度賞を受賞。山岳写真家のパイオニアとして数々の作品を残し、市の秀麗富嶽十二景写真コンテストで審査員を務めていた。
図書館担当者は「白簱さんは世界の名峰を撮り続け、世界的な評価を受けた。展示をきっかけに市民にもよく知ってほしい」と話している。問い合わせは図書館、0554(22)4815。
(2020年11月19日付 山梨日日新聞掲載)
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