2020.12.10

富士山噴火時、傷病者受け入れ

都留市立、拠点病院に

 11月定例山梨県議会は7日、本会議を再開し、5氏が一般質問した。長崎幸太郎知事は答弁で、富士山噴火に備え、本年度中に都留市立病院を24時間態勢で患者を受け入れる災害拠点病院に指定する方針を明らかにした。

 山梨、静岡、神奈川各県などでつくる協議会が3月に公表した富士山噴火の被害を想定したハザードマップの中間報告で、従来のマップより10時間早い2時間程度で富士吉田市街地に溶岩流が達することが判明。県は災害拠点病院に指定している富士吉田市立病院に被害が及ぶ恐れがあるとして、新たに都留市立病院を指定することにした。

 長崎知事は答弁で「富士吉田市立病院などの被災の程度によって、期待される機能が発揮できない恐れがある」と述べ、都留市立病院を災害拠点病院に指定するため同市と協議を進めていることを明らかにした。

 県医務課によると、災害拠点病院は災害発生時に24時間態勢で傷病者を受け入れることができる医療機関。災害派遣医療チーム(DMAT)のほか、病院内や付近にヘリコプターの離着陸場などを有していることが要件となっている。

(2020年12月8日付 山梨日日新聞掲載)

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