2020.12.21

「うどん部」の味、居酒屋で

富士吉田市内 レシピ、めん提供

 吉田のうどんの魅力を発信しているひばりが丘高の「うどん部」が市内の店舗で提供しているうどんが、市内の居酒屋でも販売されることになった。うどん部のレシピやめんなどを使って味を再現していて、うどん部と店は「締めの一杯に吉田のうどんを味わってほしい」と話している。

 うどん部はうどん作りの指導や店舗の情報発信などを通じて担い手育成に取り組んでいるが、経営が軌道に乗る前に閉店するケースがあった。居酒屋を運営する三ツ星カンパニー(昭和町清水新居、星野穣久社長)が部の活動に関心を持ち、提携することが決まった。

 居酒屋では、うどん部がスーパーのセルバ本店(同市下吉田東4丁目)で営業している店のレシピを活用。めんやつゆ、すりだねはうどん部が開発したものを使う。うどん部の味を再現するため、11月から試食会を繰り返してきた。

 18日は、富士吉田市新西原4丁目のもてなしや三ツ星富士吉田店で試食会を開催。うどん部メンバーはかけうどんや冷やしうどんの味を確かめ、「うどん部の店とほとんど変わらない」と話した。

 店は来年1月から、吉田のうどんをメニューに載せる予定。県外からの観光客が訪れることも多いといい、星野社長は「うどん部が長年かけて作り上げてきた商品を納得のいく味で提供したい」と話す。

 山梨、静岡両県で運営するほかの9店舗での販売も検討する。

 うどん部顧問の大久保健教諭は「部が営業する店舗を増やすことは難しく、提携はありがたい。吉田のうどんを多くの人に知ってもらう機会になればいい」と話していた。

(2020年12月19日付 山梨日日新聞掲載)

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