2020.12.19

新倉山浅間公園の展望台再整備

ネット寄付2億円突破 富士吉田市、目標の倍以上

 富士吉田市が、富士山のビューポイントとして人気の新倉山浅間公園の展望デッキ周辺を再整備するためにインターネットで募っていた資金が、2億円を突破した。当初は1億円を集める計画だったが、呼び掛け開始から2カ月で2倍を超える善意が寄せられた。市担当者は「景観を守りたいと願う人の多さを感じている。安心して景色を楽しめるよう整備を進めたい」と話している。

 新倉山浅間公園は富士山と五重塔(忠霊塔)、桜の共演が楽しめることから、毎年多くの観光客が集まる。展望デッキは2015年に設置したが、桜の見頃の時季には写真を撮影するために行列ができるほどの人気ぶり。市はスペースを拡大するなどして人の流れをスムーズにし、混雑を緩和しようと再整備を計画している。

 市は10月9日から、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで呼び掛けを始めた。資金は11月下旬に当初予定していた1億円に達し、12月10日に2億円を突破した。来年1月8日まで受け付けている。

 全国の4500人以上から寄付が寄せられ、市ふるさと納税推進室の担当者は「富士山のビューポイントとしての認知度の高さを感じる。今年の春は新型コロナウイルスの感染予防のために立ち入り禁止だったので、次に見る機会を楽しみにしている人が多いのかもしれない」とみていて「資金を生かして整備を進め、観光客に安全にゆったりと景色を楽しんでもらえるようにしたい」と話している。

(2020年12月17日付 山梨日日新聞掲載)

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