2020.12.26

「富士登山鉄道構想を検討」

政府、ユネスコへ報告

 政府は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に、世界文化遺産・富士山の山麓と5合目を結ぶ登山鉄道構想を、県が検討していると報告した。

 県世界遺産富士山課によると、政府がユネスコに提出した「情報提供リポート」では、来訪者や自動車交通の管理といった富士山麓の課題を解決する目的で富士山登山鉄道の検討が始まったとした。県は今後、事業の実現可能性を見極めるが、詳細設計などに進む場合、必要に応じて影響評価を実施していくことも盛り込んだ。

 また、リポートには今年2月にまとめた富士山登山鉄道構想骨子も添付。骨子は富士山有料道路(富士スバルライン)上に次世代型路面電車(LRT)を敷設することが「最も優位性が高い」と結論づけている。

 情報提供日は18日。ユネスコは世界遺産で開発を行う場合、基本計画などを作成する前に構想や内容を通知することを求めている。

(2020年12月24日付 山梨日日新聞掲載)

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