2020.12.27
富士山や金鳥居、年賀状に
富士吉田協力隊・片岡さんデザイン
富士吉田市地域おこし協力隊の片岡美央さん(26)は、来年のえと「丑」と富士山や金鳥居などをデザインした年賀状を作った。市公式フェイスブックから無料でダウンロードできる。
片岡さんはものづくりやデザインを通じた地域活性化をテーマに活動しており、富士山をデザインしたTシャツなどを開発。高校生有志と協力し、テークアウトした弁当を包むのし紙も作っている。
年賀状は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で家族や友だちに気軽に会えない状況が続いていることから、「こんな時だからこそ、会員制交流サイト(SNS)でのやりとりではなく、年賀状を送ってほしい」と作った。
デザインは3種類。富士山のビューポイントとして人気がある新倉山浅間公園の五重塔(忠霊塔)や金鳥居、こまや鏡餅、羽子板などを組み合わせている。それぞれに色違いの2パターンを用意している。
片岡さんは「ぜひメッセージを添えてほしい。年賀状を受け取った人が富士吉田を知るきっかけにもなればいい」と話している。
(2020年12月25日付 山梨日日新聞掲載)
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