縁起物「寅」の入場券

富士急行線 １５００枚販売

えとにちなんでデザインした駅入場券をＰＲする富士急行の従業員＝富士吉田・富士山駅

　富士急行は１月１日から、来年のえと「寅」をデザインした縁起物の駅入場券を発売する。恒例の企画で、今回は１５００枚の限定販売。

　富士急行線で縁起の良い名前の「寿駅」の入場券で、来年のえとに合わせてトラのイラストを描いた。「河口湖　富士山パノラマロープウェイ」（富士河口湖町）の山頂広場から撮影した、冬季の富士山の写真がデザインされた台紙が付いている。

　１枚１８０円。富士急行線の大月、都留文科大学前、下吉田、富士山、富士急ハイランド、河口湖の各駅で販売する。公式オンラインショップ「富士急のりもの百貨店」でも取り扱う。

　えとをデザインした駅入場券は２００８年から販売している。同社担当者は「縁起物の切符。手に取ってくれた人が１年間を幸せに過ごしてもらえることを願っている」と話している。

　問い合わせは富士急行線富士山駅、電話０５５５（２２）７１３３。

(2021年12月30日付 山梨日日新聞掲載)