2026.3.01
雪山救助の技術向上 富士五湖消防 スキー場で訓練

要救助者を担架に乗せて搬送する訓練をする消防署員ら=鳴沢・ふじてんスノーリゾート
富士五湖消防本部は、鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」で、雪山での救助を想定した訓練をした。管内の冬山シーズンの山岳救助件数は増加傾向にあり、担当者は「積雪時は特に重大な事故につながる恐れがある。安易な登山は控えてほしい」と呼びかけている。
同本部によると、2025年に山岳救助のため出動した件数は27件で、24年より9件増加。冬山シーズン(12月~翌2月)では、昨シーズンは6件で一昨年のシーズンと比べて4件増加している。出動の理由は滑落や転倒、道迷いなど。こうした状況を踏まえ、雪山での救助技術の向上を図ろうと訓練を企画し、19、20の両日に実施した。
19日は同本部山岳救助隊のメンバー10人が参加。スキー場のパトロール隊の指導を受けながら、アイゼンを着用して上り斜面を500メートル以上歩いた。ピッケルを地面に打ち込んで滑落を止めたり、要救助者を担架に乗せて搬送したりする訓練もした。
(2026年2月26日付 山梨日日新聞掲載)
広告

