2021.2.25

〈日本混合カーリング〉五輪“ラストチャンス” 富士急勢

小穴組、石垣組が出場

 カーリングの日本混合ダブルス選手権は23~28日、青森・みちぎんドリームスタジアムで行われ、山梨県勢は富士急の小穴桃里(甲府市出身)が札幌国際大の男子選手と、石垣真央がアイスマン(北海道)で活動する男子選手と、それぞれペアを組んで出場する。1年後の北京五輪の代表権が懸かる重要な大会。小穴、石垣真が所属する富士急は五輪予選となった日本選手権で敗れていて、2人にとっては北京に向けた“ラストチャンス”となる。

 混合ダブルスは2018年の平昌大会から五輪種目になった。小穴と石垣が代表権を得るには、今大会で優勝することが絶対条件となる。

 小穴は前回大会からペアを組む札幌国際大3年の青木豪とチーム「小穴・青木」として出場。石垣は双子の弟でもある龍耶と「チーム石垣」を結成して試合に臨む。昨年11月に行われた関東選手権で「小穴・青木」が優勝、チーム石垣が準優勝し、日本選手権の出場権を得た。

 大会は7チームごと3ブロックに分けた予選リーグを行い各ブロック1~3位チームが決勝トーナメント(プレーオフ含む)に進む。

 大会に向け、小穴は「五輪を目指して全力を尽くしたい」と気合十分。石垣も「目標はもちろん優勝」と意気込んでいる。

(2021年2月23日付 山梨日日新聞掲載)

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