2022.3.18

富士桜高原2銘柄「金」

ビール審査会 14メダル獲得

 日本国内で醸造されたビールを対象とした審査会「ジャパン・グレートビア・アワーズ2022」(日本地ビール協会主催)で、富士観光開発(富士河口湖町船津、志村和也社長)の地ビール・富士桜高原麦酒の「ラオホ」がボトル・缶部門で、「ヴァイツェン」がケグ(たる)部門でそれぞれ金賞を受賞した。

 富士観光開発によると、ラオホは麦芽をスモークした独特な香りや味が特徴。ヴァイツェンは小麦の麦芽を50%以上使用し、飲みやすさやフルーティーな香りが特徴で、女性に人気が高いという。

 同社はこのほか、5銘柄が銀賞や銅賞に選ばれ、計14のメダルを獲得した。

 大会は国内のクラフトビールの品質向上を目的に2019年に初めて開催され、今回で4回目。「ボトル・缶」「ケグ」の2部門に分かれ、国内から132社の508銘柄がエントリーした。審査員が味や香りなどを50点満点で採点し、45点以上に金賞、42点以上に銀賞、40点以上に銅賞が贈られた。

 宮下天通醸造長は「品質の高さが認められてうれしい。コロナ禍でも家のみでボトルビールを楽しんでほしい」としている。

(2022年3月16日付 山梨日日新聞掲載)

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