2022.7.16

水難事故を想定 西湖で救助訓練

 夏の観光シーズンを前に、富士五湖消防本部は、西湖で水難事故の救助訓練をした。

 隊員約15人が参加し、5日に実施。20代男性が遊泳中に溺れたとの想定で実施した。隊員はボートで現場に向かい、溺れているとみられる位置に目印のブイを設置。水難救助隊員4人が潜水して捜索し、湖底から男性を引き上げて湖岸に搬送するまでの流れを確認した=写真

 同消防本部によると、管内の水難事故は例年10件程度で推移。今年は6月末までに4件の救助事案が発生し、3人が死亡している。同消防本部水難救助隊の武藤広樹副隊長は「事故が発生した際は迅速に救助できるよう、訓練を重ねていく」と話した。

(2022年7月14日付 山梨日日新聞掲載)

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