湖上の大輪“完全復活”

大輪の花を咲かせる山中湖報湖祭の花火＝山中湖

　山中湖報湖祭が１日、山中湖村で開かれ、過去最大規模となる約２万発の花火が夏の夜空と湖面を彩った。

　山中、旭日丘地区の２カ所から打ち上げられた花火が、色とりどりの大輪を咲かせ、湖岸の観光客らから歓声が上がった。新型コロナウイルス禍前は約１万５千発の花火を打ち上げていたが、２０２０年は中止、２１年は千発に縮小して実施、本格開催は３年ぶり。

　富士五湖ではコロナ禍前、１～５日に湖ごとに花火大会が開かれていたが、今年は西湖と本栖湖、精進湖は資金や人手不足などを理由に中止を決め、５日に河口湖湖上祭が開かれる。

(2022年8月2日付 山梨日日新聞掲載)