1つ前のページに戻る

「富士山百画」

 山梨、静岡の富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議が、富士山を描いた絵画100作品を掲載した画集。2013年2月発行。

 冊子は96ページで、サイズは縦18センチ、横23.5センチ。江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」(山梨県立博物館)や、富士山信仰の様子が描かれた「富士曼荼羅(まんだら)図」(静岡・富士山本宮浅間大社)、現存最古の富士山の絵とされる「聖徳太子絵伝」(東京国立博物館蔵)などを掲載している。各作品ごとに解説が日本語と英語で記されている。

 世界文化遺産登録を目指している富士山への理解を深めてもらおうと、4000部を作成。国連教育科学文化機関(ユネスコ)関係者のほか、山梨、静岡両県の公立図書館や美術館にも配布。

 同年4月中旬からは関東近県の大型書店、両県の美術館、道の駅などで販売。
広告