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2018.9.19 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 9月 /

富士山とアルプス 山岳鉄道が姉妹に 富士急行とB・V・Z調印

 富士急行(本社・富士吉田市、堀内光一郎社長)と、スイスのアルプス山ろくを走るブリーク・ヴィスプ・ツェルマット(B・V・Z)鉄道の姉妹鉄道調印式が18日、富士吉田市で行われた。調印を記念して富士急電車「マッターホルン号」が河口湖-大月駅間を走った。

 B・V・Zはアルプスの名山マッターホルン(4,478メートル)の北ろくを走る山岳鉄道。今年が創業100周年に当たるのを記念して、富士山ろくを走る富士急行に姉妹関係の締結を打診、富士急側も創立65周年事業の目玉としてこれを受け入れ、昨年10月に提携に合意していた。

 この日は調印式に先立ち、両社幹部らが出席し富士急行線河口湖駅でマッターホルン号の出発式が行われた。B・V・Z社のペレン常務から堀内社長に記念の列車プレートが手渡された後、テープカット。この日同駅の1日駅長を務めたスピードスケートの橋本聖子選手の出発合図で、午前8時45分、乗客約50人を乗せた2両編成のマッターホルン号が出発した。

 続いて富士吉田市のホテル・ハイランドリゾートで調印式。B・V・Z社のド・レミ副会長と堀内社長が調印書を交換、末永い友好を誓い合った。

 富士急行では交流事業として、18日から30日まで両社の地元の小中学生らが、山と電車をテーマに描いた絵画約90点を富士急ターミナルビルに展示するほか、職員のB・V・Z社視察派遣などを計画している。マッターホルン号は10月末まで運行する。10月15日にはB・V・Z社が現地で「マウント富士号」を走らせる。【当時の紙面から】

(1991年9月19日付 山梨日日新聞掲載)
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