2021.3.01

〈日本混合カーリング〉小穴(富士急)組決勝Tへ

5連勝、前年覇者を破る

 カーリングの日本混合ダブルス選手権第4日は26日、青森市のみちぎんドリームスタジアムで1次リーグが行われ、富士急の小穴桃里がペアを組むC組の「小穴・青木」が決勝トーナメント進出を決めた。

 小穴・青木は前年度優勝の「松村・谷田」に延長の末、7-6で勝利。軽井沢CCを14-3の大差で退け、5連勝となった。

 一方、富士急の石垣真央が双子の弟龍耶とペアを組むA組の「チーム石垣」は初勝利。序盤から得点を重ね、チーム福岡に10-2で勝った。チーム石垣は通算1勝4敗で1次リーグ敗退が決まっている。

唯一無敗 余裕の笑み
 C組の小穴・青木組はここまで唯一の無敗で決勝トーナメント進出を決めた。軽井沢CC戦では第1エンドで大量5得点。その後も次々にビッグエンドをつくった。小穴は「まずは勝つことと、(決勝トーナメントでは)どのシートになるか分からないので情報を得ようと思っていた」と余裕の笑みを浮かべた。

 小穴は富士急で臨んだ14日閉幕の日本選手権で4位。「悔しかったがいいパフォーマンスで終えられたので、切り替えて(今大会に)入れた」と言う。上位進出をにらみ「最後まで気を引き締めていきたい」と語った。

(2021年2月27日付 山梨日日新聞掲載)

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